日本シリーズ第1戦

初戦は7回濃霧コールド10対1でロッテが勝ちましたね。

プレーオフを制した勢いそのままにロッテの良いとこだけが目立った試合になりました。

逆に阪神は特に打撃陣ですけどやっぱり間が開きすぎて試合感が鈍ってるなって感じでした。

それにしてもロッテの西岡、今江は素晴らしいですね!

まず西岡。守っては初回の金本の打球を好ポジショニングで捌き、打っては同点にされた後の5回裏にチャンスを広げる技ありのプッシュバント。

どっちもゲームの流れを引き寄せる上で素晴らしいプレーだったと思います。

初回の守備なんかは見ていて2002年の日本シリーズ第1戦巨人v西武で、巨人仁志が西武和田のセンター前に抜けるかというあたりをうまいポジショニングで見事捌いたのを思い出させましたよ。

あのプレーがシリーズ通して和田を封じるきっかけになりましたからね。

和田と金本が同じだとは思いませんけど、この試合で金本をひいては阪神を勢いにのせなかったのは確か。

それだけにあのプレーは大きかったと思います。

それからプッシュバント。ノーサインだったらしいですけどあの接戦の場面でセカンドの動きを冷静に見てよく狙ったな。

それから今江。初回先制のホームラン、5回には勝ち越しのタイムリー、4打数4安打バレンタインの起用にズバリ答えましたね。

このシリーズのキーマンになりそうな予感がします。

先発の清水直もコーナーを厳しく突いて安定したピッチングだったしロッテとしては完璧に近い内容だったんじゃないでしょうか。

一方阪神は先発井川が打ち込まれ、金本・今岡の二人を完璧に抑えられてちょと嫌な雰囲気ですね。

短期決戦だけに早くこの2人に一本打ってもらって自分たちのペースに持って行きたいところでしょう。

第2戦の先発は阪神・安藤、ロッテ・渡辺俊

安藤が勢いに乗っているロッテ打線をどう抑えるか、打線はサブマリン渡辺をどう打ち崩すか、両先発の出来がキーになりそうですね。